今マスメディアで人気の人は、林修とホリエモンと百田尚樹

かって気ままに生きているような共通点が有る。
マスコミや政治家や学者や会社員は、、本音と建前を使い分けるから嫌いという似たものどうし。

大放言という本が大ヒット中の百田尚樹

幸福な生活とか、永遠の0とか、海賊とよばれた男などの作品で人気の作家なのだが、
新聞などでも、本音を口にしてしまう放言癖が話題になり叩かれていた。
叩かれても只では起きぬ倍返しの作品化。

コメンテーターや公務員や記者などがバッタばったと斬られる所が小気味良い。


大放言 (新潮新書) [ 百田尚樹 ]

情報化の進展とともに、舞台裏が見えてしまった大学教授やデザイナーの権威失墜が著しい。
弁護士、会計士などの士業の凋落振りも激しい。
そして今、なんにもしない人達への風当たりが強くなってきた。

権威のパラダイムシフトが進んでいる。
デザインできる人はたくさんいるのに、行動できる人が少ないのも情報進化の功罪か。

そんな時代背景に後押しされて、またマスメディアで人気の人が出来上がる。
錦の御旗は「民意」。

テレビドラマのナポレオンの村の原作といわれている「ローマ法王に米を食べさせた男」
も、なんにもしない地方公務員などがテーマの本だ。

良かった、感心したと感想を言うのではなく、行動する人が少しでも出てくれば大きく変わるのにと言う。

ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか? [ 高野 誠鮮 ]

非常に評判が高い映画の「永遠の0」も百田尚樹の原作だ。
泣き虫は、自然と涙が出てくる。
何のために生きているのかが問いかけられる。

ひとりひとりが使命を果たすために生かされている。
見えていることは、ある一面で、見る人の数だけ見える面がある。
人生は合わせ鏡、人の良い面だけ見える人は幸せだ。

アニメ映画『風立ちぬ』は、ゼロ戦の設計者の物語だという。
映画「永遠の0」に先立って、所沢の航空博物館などでゼロ戦模型展示や、ゼロ戦の設計の展示などが有ったと言う。
堀辰雄の小説『風立ちぬ』と、ゼロ戦と、映画「永遠の0」は、何の関係が有るのか?


『永遠の0』と日本人

本の紹介文は、
”映画『永遠の0』から、『風立ちぬ』『終戦のエンペラー』、小説『永遠の0』、そして特攻隊員たちの遺書へ。
丹念な読み解きを通して、「戦後」という見せかけの平和の上に安穏と空疎な人生を重ねてきた日本人に覚醒を促す、スリリングな思索の書。

アマゾンの文庫本は、1200件を越える圧倒的なレビュー数だ。

永遠の0 (講談社文庫)